小倉アイス伝説

大正4年から変わらぬおいしさ
 大正4年のある日曜日こおり小豆の種が残ったのでもったいなく思いアイスクリームを作る桶に貯蔵し、明朝桶の蓋を開けてみると、廻りが少し凍っていたので食べてみると大変美味であったが、少々甘いので砂糖を減らし桶の中へ入れて廻してみた、20分、30分たち桶が重くなってきたので蓋を開けてみると、そこに大変おいしい物があった。
 早速向かいの髪結いさんの所へ試食に持って行ったらたちまちなくなってしまった。品名を聞かれても分からない。困っているところへ裏の蔦堀井の旦那さんで「こくりょう」という人が、僕が名付け親になってやろうと言われあづきの羊羹を小倉羊羹と言うから小倉アイスが良かろうと、小倉アイスと命名された。

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